診療報酬改定 医科再診料維持 歯科は引上げ
厚生労働省の諮問機関である中央社会保険医療協議会の総会が2月13日に開かれた。
注目の(医科)診療所の再診料は71点の現行据置となった。(なお、資料の再診料のらんは空欄になっており、ぎりぎりまで、健保連等の支払者側との調整がつかなったことをうかがわせる)これまでの議論の流れは、国民医療費の削減は至上命題であるが、産科、小児科、へき地医療、病院勤務医等へ重点領域に財源をまわさざるをえず、これをまかなうために再診料を減らす、という話であった。しかし、最後のところで、医師会側の徹底抗戦にあい、現状維持との結論になったもようだ。外来管理加算の見直し・軽微な処置を再診料に包括すること、検査での減点項目もあること、コンタクトレンズ検査など大幅減になっていること、等も見受けられるが、全体としてはさほどのマイナスの影響がないのではないだろうか。
一方、歯科のほうは、プラス改定と評価できる内容を含んでいるのではないか。初診、再診がそれぞれ180点→182点、38点→40点。一方、口腔衛生指導料など廃止となり、指導管理が大きくかわり、画像診断もデジタル10点→5点、パノラマ95点→51点(それぞれ、電子化記録した場合加算あり)に減点となった。
ところで、注目したいのは歯科外来診療環境体制加算(初診時30点)の新設である。これは、医療安全研修修了、衛生士配置、AED等配備、安全管理対策実施などが完備していることが条件となる。歯科においても、(病院のように)人員基準、施設基準による点数差別化がはっきりと始まった。
中医協 答申全文
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/02/s0213-4.html