■歯科診療所数と国民歯科医療費の増加

国民歯科医療費(保険診療)はこの10年、2兆5千億円で頭打ちです。
しかし、歯科診療所の数は毎年1,000院ずつ増えています。
つまり、1院当りの患者数・医業収益は日々減少しているのです。
■歯科衛生士がいない!
こうした現状で先生方はどのような対策を採られていらっしゃいますか。
アンケートでは大半の院長先生が「人件費削減でしのいでいる」とお答えになっています。
しかし、それで本当に良いのでしょうか。
■経営悪化の悪循環
逆に、歯科衛生士の複数勤務する歯科診療所は大半が増収しているという調査結果があります。
しかし、先生方からは、衛生士を雇いたくても、集まらない、という反論がすぐさま返ってきます。
■歯科衛生士の絶対数不足 平成12年12月現在 単位 人
東京周辺での衛生士の有効求人倍率は4倍にもなっています。
専門の人材紹介業者も多く出てきてはいますが、問題は人集めのノウハウではありません。
今や、衛生士が歯科医院を選ぶ時代です。
見学と称して、労働条件はもとより、その歯科医院の設備や院長の人柄・診療方針などを吟味するのです。
「身内」である衛生士に選ばれる歯科医院こそ、患者さんに選ばれる歯科医院ではないでしょうか。
厳しい過当競争は総力戦でしか勝ち残ることができません。
■経営好転の循環